海外居住者が日本に戻って来る時に準備すること。

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人生を情熱的に刺激的に荒々しく、ジェット中島です。

皆さん、お元気でしょうか?

 

私の状況はと言うと、3月9日に日本に帰ってきた。

本来であれば1月前半に帰ってそそくさと会社設立を行おうと思っていたが

籠もって事業計画を作りたく、3月の第1週まで日本帰国を延長した。

 

そして、今回帰ってきたが本当にこの時期で良かったのかと悩んだ・・・

 

当初の契約よりも2ヶ月も遅らせてしまったので、これ以上延ばしても進まないということで

コロナの事で色々叫ばれる中帰ってきた。

 

帰る前に友人のFBの投稿で空港に人がいないと書いてあったが

その通りだとは思わなかった。

 

 

通常であれば人が沢山いるラウンジも今回は閑散としていた。

 

ただ、私が乗る飛行機は有り難いことに、人は8割くらいは乗っておりここでは閑古鳥は鳴いてなかった。逆に人が大勢いると危ないな汗

 

 

そして、日本に戻って来たのだが今回は大失敗した事に気がつく。

 

 

大失敗とは・・・

運転免許証を無くしてしまった事である。

今回帰国前に色々バタバタしており、しっかりと持ち物を点検する余裕が無かった。

 

前職は2月17日付けで退職をした関係でアパートの契約も同日で切れてしまった。

そう以前YOUTUBEでも流したこの自宅。

60m2ほどで1人暮らしにはちょうど良かったんだけど、次の入居者がもう決まっているとの事で契約延長出来ずで泣く泣く出ることにした。

 

その後は荷物を

知り合いの家(2ヶ所)

知り合いの事務所 に分けて置かせてもらった。

しかし、自分自身どこに何を置いたのか細かく整理できていない。

 

知り合いの事務所に置かせてもらった荷物の一部

 

こちらは知り合いの家に置かせてもらった荷物の一部。

これに加えてダンボール4箱分くらいがある。

 

そしてその後もAir BnBで住居を4回くらい変えたから荷物の整理が出来なかった。

これは4つの宿泊先の中の1つ。

1泊しかしなかったが狭さに比べての快適性は高かった。

ベストだったのは知り合いが運営するシェアハウス、ギークハウスサイゴンだった。

部屋以外はすべてシェアだが、ジムもありで私にはオーバースペックなくらい快適だった。

住居は快適なところもあればちょっとイマイチなところもありで

面白い経験が出来たが、大きい荷物を毎回移動させ持ち運ぶのは億劫だったので

事前にそれを見込んで知り合いの家に荷物を置かせてもらっていた。

 

しかし今回はそれが裏目に出てしまった。

いつもはカード類専用の財布に入れているのだが今回はそれさえも荷物の出し入れでどこに行ったのか分からなくなってしまった。

そのせいで今も引きずっている汗。

これを読んでいる良い子の諸君はそうならないために、今回の私に失敗から語らせてもらう。

ということで本題に移り、「海外居住者が日本に戻って来る時に準備すること」について書いて行きたいと思う。

 

まず、大事なのは自分の国を出る際にサービス提供を受けているすべてのサービスを終わらせて置くことが必要だ。

具体的にはこれが該当するものだ


  • 銀行口座の解約
  • アパートの解約
    • 電気
    • 水道
    • インターネット
  • 携帯の解約
  • 他に使っているサービスの解約
    • ジム+習い事
  • 家具・家電の処分
  • 荷物の引越し

銀行口座の解約

これはマストでは無いが、その国を出る時にはもう使う必要がなくなるのでとっとと解約してすべてのお金をおろしておこう。

特に定期預金を解約しないで日本帰国した人は、引き出す為にまた戻らなきゃいけなくなったら完全にお金の無駄なので注意が必要。

そして、50万円以上の現金は外に持ち出せないので、もし大量に現金がある場合は現地で手渡しで知り合いに渡し、日本の通帳に振り込んでもらう等の手配が必要。

アパートの解約

案外直前になってやってないことに気が付き、慌ててやる人が多いので要注意。

ベトナムでの解約に関しては書面での通達期間が明記されている場合もあるので、2ヶ月前くらい前には大家さんに伝える配慮があった方が良い。

契約期間を満たしてない場合は違約金もしくは次に住む人を探す必要がある。

それも面倒くさいので帰国2ヶ月前には退去を伝えよう。

電気・水道等の光熱費関係を自分で契約している場合は同様に手配しよう

携帯の解約

後払いでの契約にしている場合はこれを忘れると使っていないので料金が発生してくるので帰国日を確認して、それ以降での解約手続きをしておこう。

ベトナムの場合は基本はすべてプリペイドだったのでこの必要は無かった。

他に使っているサービスの解約

人によっては習い事だったり、ジム会員権の残存期間が1年ほど残っている場合がある。自動アップデートがされない契約になっている事がほとんどだと思うので解約忘れで料金を請求されることはないと思うが一応確認しておこう。

特にジム会員権の場合は残存期間が半年から1年残っていれば、名義変更をして売ることが出来る。ただ残しておいても一銭にもならないので少しでもお金にしよう。

そういう場合はFacebookで個人的に呼びかけるかFacebook Marketingに登録して買い手を募集しよう

 

家具・家電の処分

持っている物を捨てるというだけではなく、売るという事も考えよう。

これは今回私が出来ずに後悔したこと。

ギリギリになって始めると売れる物も、売れないのでアパート解約と同じくらいのタイミングで始めよう。

個人で呼びかけても良いがおすすめはFacebook market place

 

出店の場合は左のタブからSellingを選んで簡単に出品出来る。

(スクリーンショットはBuyingから)

荷物の引越し

上記で売れなかった物、もしくは日本に持ち帰りを予定している大型の荷物は引越し屋さんを使って送ろう。

ベトナムから日本に帰国する際は下記の記事がしっかり解説をしてくれている。

https://poste-vn.com/life-tips/2018-09-13-548

ここにも記載されているが、3月のシーズンは引越しが多く引越し難民(引越しをしたいが業者確保が出来ない)が発生する。

なので、3月の繁忙期にあたる場合は事前の申し込みが必要だ。

また金額を抑える為に船便で手配することもあるが、その際は30日以上は掛かるので余裕を見て手配をしよう。

業者は日通、サガワ急便、クロネコヤマト等は世界中に進出しているので、ここにお願いすればまず間違いないだろう。

ローカルのウェブにて確認しよう。

ベトナムだと下記が該当URL

  • ベトナム日本通運
    • https://www.nipponexpress.com/moving/vn/about/
  • 佐川急便ベトナム
    • http://sagawa-vtm.com.vn/
  • クロネコヤマト
    • https://www.yamato.com.vn/jp

 

■持ち帰りが必要な物

上記は帰国前の解約手配が主だったのに対して、こちらはしっかりと手で持ち帰る物のリスト


  1. パスポート+航空券(+大事な注意があり)
  2. 身分証:運転免許証、保険証(持っていれば)、マイナンバーカード
  3. 現金:5万円くらい
  4. クレジットカード
  5. 季節の洋服

■パスポート

これを忘れたら帰れないので、忘れるという人はいないと思うが一応解説をしておく。

命の次に大事なパスポートを無くす人はそうそういないが、空港に向かう前にどこにあるのか確認をしておこう。ホテルやアパートに置き忘れたという事も忙しい最中だと起こる可能性があるので。

現に私は日本離陸時に一度忘れて母親に、成田まで持って来てもらった事がある。これを忘れるとフライトの変更で時間とお金が大きく掛かってしまうので、不要な手間は増やさぬよう事前に確認しておこう。(航空券についても同様だ。)

そして、パスポート関係でもう一点大事な事がある。

空港についたら必ず到着のスタンプを押してもらおう

通常は無人のゲートで入国手続きを済ませるので必要ないのだが、本帰国の場合はこの後記載予定の住民票の転入届けの際に、入国スタンプが必要になってくる。

身分証

下記の身分証の類は再発行時に定住地が決まっていない場合は住所記載が出来ずに再発行が出来ない、もしくは住所を借りてからになると時間がが掛かってしまうので忘れぬように気をつけよう。

運転免許証

日本では未だに免許証があれば新しい契約をする際に不便は無い。

逆に言うとこれがないと非常に不便。

私の場合は紛失してしまったので、まさにクールポコ状態になってしまった。

今回帰って来て早速Rakutenで格安SIMの契約をしたが、これが無かった為に大変な羽目になってしまった。

免許証を紛失したおかげで日本の不便さを学び直す良いきっかけになったと考えよう。

 

保険証(持っていれば)

海外で働く際にもしかしたら、解約してしまっているかもしれないが記載しておく。

主に駐在の人は海外で生活しながら日本の国保・社保に加入している事が多いと思う。

環境が変わる帰国時は体調を崩しやすく、再発行依頼時にこれが無いと10割負担になってしまうので気をつけよう。

マイナンバーカード

実際私がマイナンバーを持っていないので、これの重要性が分かっていない部分も多いのだが身分証明書になる物の再発行は手間と時間が掛かるので紛失しないように心がけよう。

日本円:5万円くらい

日本帰国時にはキャッシュカードやクレジットカードで現金を引き下ろせない事もある。特に海外生活が長く日本で作ったカードを持っていない人の場合は。到着の便によっては両替所が閉まっている事も想定出来るので、到着当日困らないくらいの日本円を予め持っておこう。

クレジットカード

紛失した時は電話で停止せねばならないが、日本帰国直後は電話SIMの契約をせねばならない。電話やデータ通信出来る携帯が無い場合はそれさえも出来ないので注意が必要。

季節の洋服

ベトナムから日本に帰って来る時に私はよく油断してしまいます。

年がら年中夏の国なので冬の厳しさを忘れてしまい、成田空港に着いて寒い洗礼を受ける事が多いです。しっかりと到着先の天気と気温を確認してそれに合う服を予め確保しておきましょう。日本で3〜4日過ごすくらいの季節の衣服は宅配便から出してスーツケースで持っていくようにしましょう。


 

■帰国後の生活の為に

これが最終章だよ。

帰国前も大変だけど帰国後の準備をしていないと更に大変になる。

不自由無い生活を送る為に、事前に最低限の準備だけしておこう


  1. AIRSIMの手配
  2. 携帯電話SIMの決定(日本で店頭での契約でもOK、事前に申し込むキャリアと機種のチェック)
  3. 戸籍謄本ならびに附票の手配→住民登録するために
  4. 住居の手配(Air Bnbがおすすめ)
    1. 本格的に住む所
    2. 一時的に住む所

AIRSIMの手配

AIRSIMって何?て言う人も多いと思うので一応説明をしておく。

世界各国で好きな時に使えるデータ通信用のSIMだ。

 

普段旅行に行く時にポケットWIFIを持ち歩くも不便なので良く使う。

一度SIMを購入してしまえば、必要な時に必要分の通信を携帯アプリで購入できる。今Amazonで確認した所、5米ドルから購入出来る。

 

日本帰国時はポケットWIFIの返却が出来ない(返却に手間とお金が掛かる)、そして基本的にはプリペイドのSIMはオンラインで購入出来ないから、着いた瞬間にデータ通信が使えないという状態になる。

それを避ける為に当面の3日分くらいのデータ通信量を買って置いて、データ難民にならないように備える。

携帯電話SIMの決定

日本に帰ってからどの携帯を使うのか悩むのも意味が無いので、事前にどの携帯キャリアで契約するつもりなのか、どのように申し込むのか決めておこう。

 

私の場合ははじめから格安SIMで行こうと思っていたので、LINEかRakutenに絞っていた。

NETで調べる限り、対応機種は決まっていて今自分が持っているスマホ(iPhoneか4年前のAquos)は使えない・・・出来る限りお金を掛けたくなかったので直接お店に行くことに。

幸いにも最寄り駅である新小岩にRakutenのお店があったので、ここで聞くとおそらく大丈夫との事で早々に契約。

しかしここでも難関あった。

免許証を無くしてしまったので、パスポートと住民票が必要になってしまった。

住民票を取るために大変な苦労がこの後あった。

それは後ほど語る事にして、携帯のSIMは悩まずに大手の使っておけば問題ないのでこだわりない人はRakutenモバイルはおすすめだ。

 

戸籍謄本ならびに附票の手配

日本からベトナムに戻った後は転出届けを管轄の区市町村に出す必要がある。

マイナンバーカード持っておけばこんな物必要無いのだが、海外生活が長い人は私同様に持って居ない人も多いはず。その時はこの2つの証明書があればなんとか転出届けを受理してもらえる。

尚、葛飾区のHPにはこのように記載されていた

HPから文章を引用させてもらう。

(注意)入国審査の際、自動化ゲートまたは顔認証ゲートで入国をされた場合は、入国審査場でゲートの通過時にパスポートに入国スタンプ(証印)の記録を受けてください。

上記で記載した通りにパスポートへの入国スタンプは必ず押してもらおう。

 

↑このゲートが完了した後にスタンプ刻印用の職員がいるので押してもらおう。

 

そうじゃないと、本当に帰ってきたのかが証明出来なくなり、また出国→入国を繰り返す羽目になってしまうので。

住居の手配(Air Bnbがおすすめ)

これはあくまで本帰国後に家を探す人限定だが、帰国前のあたふたで家を探すのを忘れていたという人も多くいると思う。

そんな時は仮で1週間くらい住む家を探しておこう。

旅行の時使うAir Bnbは説明不要の民泊サービスで、安価で住まいを探す事が出来る。

下記は「東京」で「3月21〜28日」という条件で探してでてきたページのスクリーン。

安いところだと一泊1000円以下で泊まれるキレイな部屋もある。

そして余裕を持って本帰国の際の住居を探せるように、無駄な出費を抑えて行こう。


 

ということで、今回海外居住者が日本に本帰国する際に必要な事をまとめさせてもらった。

普通な事しか書いていないが、多忙の中でこれを進めると案外大事な事がおざなりになってしまう。

これをチェックリスト代わりにして本帰国する人は備えて欲しい。

 

では、グッドラック

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